旅じたく(1)

というわけであと半月ほどのち、店主は香港に赴きます。
さて現地への足と宿を押さえなければ。
と、いいつつ足は10月に、宿に至ってはすでに6月に押さえていたという(笑)
すみません。内緒にしてまして。


6月というのはいくらなんでも早すぎだろう!というところですが、
ほら、あの「香港ディズニーランド」というのが9月に開園したではありませんか。
あれで大陸からのお客さんが増えて、
圧倒的な宿不足になる、という憶測がありましたからね。
実際、大陸のレジャーシーズン時には宿取りは難渋を極めるもので、
日本のGWと大陸の黄金周が重なった5月の買付のとき、
店主は宿のことでひどい目にあったのでした。


しかしその「香港ディズニーランド」、
今日のネットニュースでも出ていますが、あまり評判が芳しくないようで。
敷地面積が狭い、お客さんのマナーに難あり…という批判は
開園前からなんとなく予測はついていましたが。
店主の、極めて私見ですが言わせていただければ、
ディズニーはある意味、米国文化の象徴ですからね。
当店の商品をお買い上げいただいたことのある方は、
なんとなく感じていただけるでしょうが、
漫画という表出ひとつとっても、まったく違う文化が息づいているんですよね。
日本のディズニーランドは圧倒的なエンタテイメントの質と量で
怒涛のガブリ寄りで成功していますが、
世界にはいろんなポップカルチャーがあって、
いろんな民族が、いろんな嗜好のもとに愉しんでいる。
その多様性への視座が、もっとあればいいのかも…なんて僭越ながら思います。