実写化ってムズカシイネ〜

というわけで店主やっと見に行きました、
デトロイト・メタル・シティ」映画版。
香港むけにいえば電影「爆粗BAND友」。
(このブログはずーっと、「爆粗BAND友」のキーワードでおいでになる方が多いのです。
なんでかなーと思っていたら、
Yahoo香港のキーワード検索でここが妙に上位表示なのです。
香港の漫画迷のみなさん、すみませんね。日本語サイトで。)
で、感想ですが、
「うーん・・・」。
クラウザーさんカミュ、ジャギ様、社長さんらの
実写で動いているお姿を拝めるだけでもありがたや、ありがたや、であります。
が、原作を貫く微妙な不条理感に
なんとか条理をつけようとする描写があったのは…。
また後半、原作にはない、とあるキーワードを軸にお話がすすみますが、
その言葉には店主、個人的にあまり愉快ならざる印象がございまして。
映画をお楽しみになった方には申しわけありませんが。
(実際、映画館では周囲のお客さんがずいぶん愉しんでいる様子でしたが。)
まあ、原作のファンを100%満足させる映画化というのはありえないわけです。
きっとどんなに原作に忠実にやっても、100%はむりなのでしょう。
香港でも人気コミックの映画化はしばしば行なわれます。
「古惑仔」「風雲」「中華英雄」、「FEEL100%」もありますね、
記憶に新しいところでは
かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」こと「龍虎門」。
これらの映画、香港でずーっと原作を読み続けてきたファンは
どうごらんになったのでしょうね?
この中で店主が原作コミック→映画の順番で見たのは「龍虎門」だけですが、
なにせ30年以上も続く超超ロングラン連載、
忠実に映画化するというのは物理的に不可能なわけでして(笑
映画はごく初期連載分の基本設定に
オリジナルストーリーを加えたもの、らしいです。
逆コミック化した「電影 龍虎門」というのも出ているぐらいですから。


D.M.C.も「電影D.M.C.」として割り切ってしまえばよいのかも。
でも映像化はこれっきりでよいような…。
パート2とか、テレビドラマ化とかは御勘弁かも、です。
えっ?ハリウッドリメーク!?うむむむむむむ・・・。