ネバーランドは後楽園

はい。新入荷UPしました。
「神之領域」を再入荷です。「鹿鼎記」も少しあります。
そうです、週半ばのチェリーソウマ号のネタは「フリ」だったのです。
司徒劍僑が永年の片腕・杜比氏とともに
想像力の翼を存分に広げた傑作です。お楽しみ下さい。
さて、第27巻の表紙に「後楽園」と書かれているのはお気づきでしょうか。
たしかに中盤、日本が舞台になる当作品ですが、
べつにこの巻で”後楽園ゆうえんち”が出てくるわけではございません。
作中人物・二階堂凰亜のモノローグ。
「あたしの遊びの時間は終わりなの。子どもでいられる時は終わったのよ。
”後楽園”を出て、大人の世界へと入っていかなければならないわ。」
斯様な意味のセリフを吐いています。
もうお気づきですね。中国語における「後楽園」の意味は、
ピーターパンの「ネバーランド」なのです。
ピーターパンの寓話は「彼徳・藩」「小飛侠」等のタイトルで
中華圏でも親しまれているようで、
ネバーランドは「夢幻島」「永無郷」など、いろんな訳し方があるらしいのですが、
なかの一つが「後楽園」なのだそうです。
なるほど・・・
そういえば、「ネバーランド」を住居とし、
「後楽園」球場で単独初来日公演をおこなった、
偉大な米国の歌手が亡くなりましたね。
ご冥福をお祈りします。