映画「風雲2」レポート!


10年ぶりのパート2!
馬榮成、不朽の名作を映画化した
「風雲II The Storm Warriors」が、
いよいよ12月10日に封切となりました。
香港、大陸、その他アジア各国で公開され、
5日間で計1億香港ドル興行収入をたたき出し(12/17「明報」による)、クリスマス映画戦線に文字どおり”風雲”を呼んでいます。
主役の聶風と歩驚雲を、10年前そのままに鄭伊健(イーキン・チェン)と郭富城(アーロン・クォック)が演じることでも話題になったこの作品。

店主もさっそく観てまいりました!


街角や地下鉄構内には、至る所にこのような宣伝看板が掲示されています。
アバター」と並んで、クリスマス映画の目玉です。

さまざまなメディアでも大きく取り上げられています。
映画館の入口に掲示されていたパブリシティ集を撮影しました。



店主が訪れた映画館は「モンコック・ブロードウェイ」。
有名な屋台街「女人街」のそばにあるシネコンです。
周囲は深夜まで若い人で大混雑。深夜0時上映の回に行きましたが、
この時間にもにぎわいと明るさは続いています。


客入りは確かに上々でした。地元ではコミックの読者は圧倒的に男性が多いですが、
映画には女性客やカップルが意外に多く訪れていました.


さて、映画の内容は?ネタバレせぬ程度に、レポートをば…。


ストーリーはコミック第1部(薄装本第116巻まで/大判合訂本第16巻まで)の
後半部分をベースにしています。
が、複雑な人間模様と戦いのゆくえは、
さすがに2時間弱では語りきれず…
映画むけに華やかなアレンジを施して、お話を再編しています。


とにかく画面がすごい!
特殊効果が、CGが実にすごい!

コミックでおなじみのあの描写、この描写が、実写で目の前にせまってきます。
日ごろから
「襲い来る幾千もの剣気!」
「身をまもっていた真気が破られた!」
「次の瞬間、陽の気が激しい衝撃ですべてを吹き飛ばした!」

などと、なにげなく「あらすじ」を書いている店主ですが、
ああいうやつを実写で”正確に”表現するんですよ!お客さん!
香港コミックに慣れ親しんだ皆さんなら、
オシッコちびっちゃうぐらいの感動と感慨があると思います。
これは大きな画面で体験してほしい!
日本でも、フルスクリーンでの映画館ロードショーをぜひ期待したいところです。


製作の「彭氏兄弟」は最近、パーティーの席上で
「来年は続編をクランクインする」と表明したそうです。
真偽のほどはともかく、
「あっ。これは、続編つくる気まんまんなのかな!」
という結末でしたので、
ぜひ楽しみに待ちましょう!

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