東京都青少年健全育成条例改正案のこと

うららかな陽がさしてきましたが
風はまだ冷たいですね。こんにちは。店主です。
さてタイトルの件、焦点の「非実在青少年」の話ですね。
当店、はじめは正直いって「あんまり関係ないか」と思っていました。
香港コミックのセクシーキャラといえば
オトナの魅力ふりまくおねいさんが主流なもので。
でも、よくよく調べてみたらこれ
当店にも大いにかかわってくる話ではありませんか。
18歳未満と判断される漫画キャラなら
男も女も関係ないんですね。
今は在庫がないですが、「侠客行」の第3巻には
狗雑種の入浴シーンがありますよ。むろん裸です。
こういうのもダメとか言われかねないんですよね・・・
石中玉とはじめて出会う、大切なシーンなのに。
ああ、いやな話です。
ここはハッキリ申し上げておきましょう。
香港漫画店も今回の「非実在青少年」をめぐる改正案に、反対です。
もちろん店主も、小さい子供がむりやり
大人の性の対象にさせられることは大反対です。
が、真に罰せられるべきは、
なにもわからない幼い子供を使って自分勝手な欲望を満たそうとしたり
あまつさえ金もうけの道具にしようと考える汚い大人たちであり、
表面的にロリキャラを取り締まるのは
方向性として間違っていると思うのです。
そもそも上述の「侠客行」だって、そういう汚れた大人たちに
翻弄される幼い子供の姿を、怒りをこめて描写している作品で、
それが裸のシーンがあるというだけで
コミック全26巻のなかで「3巻だけ売れませんよ」
なんてことになったら、いやでしょう?いやですよね?
でもそんな窮屈でばかばかしい世の中が来るかもしれないんですよね・・・
まずは改正案に反対です。
改正反対を訴える都議さん。ぜひ頑張ってください!