起きて半畳

はい。昨晩、オトクなセット商品「凄プラ」を大量追加しました。
ただでさえ破格値のセットが、
いまならそのうえ送料7円ポッキリ!
すごいですね。絶対、いま買わなきゃ損!です。
さて、なぜいま大量追加したかといえば、
つまり4月出張時の船便手配分が着荷したからです。
お宝がたっぷり届きましたよー!
「凄プラ」以外にも順次UPしていきますので
おたのしみに!


さておととい、昨日とかけて、
着荷したダンボールの山を整理しおわりまして、
店主はやっと足を伸ばして寝ることができました。
無店舗ショップである当店は、
前にもチラリと申し上げましたとおり
仕事場=倉庫=生活空間=寝床でございますので、
やっと着荷分をしまい終えたとはいえ、
壁一面、天井までギッシリ積み上げられた在庫や資料、
ほか諸々の物体の山。
ものすごい圧迫感の中で起居しております。
地震が来たらまず命はございません。
いえ、閉所恐怖症の方などは、
なにもなくてもこの部屋では生きてゆけぬことでしょう。
しかし香港ではこれが普通でございます。
仕入で訪れるお店は、たいがい天井まで本がギッシリ積み上げられ、
ただでさえ狭い店舗は極限まで本で埋まり、
客がひとり入ったら満杯になります。定員1名。
先客があったら外で待っていなければなりません。
いえ、客がいなかったとしても、
中にネコが1匹いただけでもう入れません。
いえいえ、誰もいなかったとしても
店主自身がもうちょっと太ったら入れない店もあります。
最近とみに肥満気味なのでやばいです。
いえいえいえ、客の入るスペースすらない店もあります。
店員一人がすわるスペースしかないお店。
在庫の本で階段がつくってあって、
そのてっぺんに「玉座」があり、店員はそこに鎮座ましています。
我々しもじもの衆が店の外から呼びかけると、
店員は玉座から手を伸ばし、四周の棚をゴソゴソかき分けて
本を探してくれます。
でもそれはさすがに「店」だし。そこで暮らしてるわけじゃないし。
と、思ったらそういうところで暮らしている経営者もいます。
本の棚のすきまにベッドが一つあって、そこで寝起きしている人とか。
店主のように「起きて半畳、寝て一畳」を確保できるだけでも
これ大変な贅沢であります。
とはいえここは日本。
ときどき、ひろーいお部屋、家財のなんにもないようなお部屋に住んでいる人に出会うと、
「本当にここに住んでいるの?」などと思ってしまったりする反面、
やはり「広くていいなあ」とうらやましくなります。
広いところに引っ越したいのですが…。
せめて金魚鉢ひとつ、鳥かごひとつぐらいは置ける部屋がいいですね。