ロックンロールミシン

鈴木清剛さんの「ロックンロールミシン」という小説を読みました。
仲間3人でインディーズブランドをつくって、
お洋服を手作りしては売るというお話です。
彼らは組織を会社にもせず(それどころか個人商店として登録しているかも怪しい…
だらだらと服を作って売っています。


服とコミック、まったく畑は違うけれど
どこか我が香港漫画店のやり方に相通じるものがあって、
一気に読んでしまいました。
これぐらい気楽に、晴れた野原を歩くようにやればいいのかなー?と
肩の力が抜ける思いでした。


しかしこのインディーズブランドの経営、ちょっと肩の力抜けすぎ(笑
脱サラの主人公が、
3人の仲間のためにお洋服の原価計算をしてあげるシーンがありまして、
あまりにあんまりな原価率が出てくるんですね。
もう笑うしかないという。そんなところに反応する小説じゃないか。そうですね(笑