されるとされないの間

外は台風が迫り、不穏な空気です。
こんな日ですし、長らく「積ん読」になっていた
徳間文庫の金庸著「碧血剣」を読み始めています。
お店のほうも先週の「鹿鼎記」につづき、今週末は
笑傲江湖」のUPを予定しており、
なんだかずいぶん金庸づいております。
何ゆえなのかと申すれば、それは他でもありませぬ、
金庸先生が今月末に来日されるからです。
京都・太秦で「国際クロスメディアシンポジウム」の
パネラーとして登壇されます。
店主も参加申込をしましたが、当たるかな?


さてこの「碧血剣」、香港でのコミック化作品を
いまだ見たことがありません。
武侠小説不滅の巨匠・金庸
射雕英雄伝」「神雕侠侶」「鹿鼎記」など、
繰り返し繰り返し漫画化される作品もありながら、
(当店が確認したところでは
80年代後半から現在までに「射雕」「鹿鼎記」は各3回、
「神雕」は2回漫画化されています。)
このようにコミック版など影も見ないものもあるわけで、
その差がいまひとつわかりません…
碧血剣」だって(まだ最初のほうしか読んでおりませんが)
派手な立ち回り場面があって華やかではありませんか。
コミックに「される」「されない」
その判断基準は、いったいどこに???