悲しみは後からやってくる

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お客様に御報告です。
本日、当店の売上より¥5,000を
日本赤十字社中国大地震義援金に寄付させていただきました。


えーと、まあ、当店は「香港漫画店」ではありますが、
香港は大陸のいろんな場所から人が集まっているところでして、
ふだん仕入でお世話になっている
出版社の人やお店のおじさんおばさんの中には
きっとお里が四川とか、親族がいるとか、
そういう人がいるのではないかと思いまして・・・。
店主は1995年1月、お仕事で大阪市の北部に住んでおりまして、
私の住まいは、たまたま揺れの方向が幸いして
何も倒れたり壊れたりせずに済んだのですが、
同じ営業所の人で親戚を亡くされたり
取引先の人で新築のおうちが全壊という方もいました。
でも本当に悲しかったのはその後で、
営業でまわっていたお店が、次から次へと
経営が立ち行かなくなって倒産していきました。
もともとバブル崩壊で、どこも楽な経営はしていなかったのですが、
大きくて立派で地元の人にも愛されていたチェーン店が、
震災をきっかけに、次々と。
東灘に、とあるチェーン店の本部がありまして、
もう破綻秒読みだと分かっていながら、それを押し隠して商談に行き、
帰り道に通りかかった公園に、
もう震災から何ヶ月もたつのに
青いビニールシートが未だたくさんはためいていました。
あのとき関西に住んでいて、
悲しい思いをしなかった人は一人もいないんじゃないんでしょうか。
店主はほんとに、
お金を(それもこんな僅かの)送るぐらいしか出来ないのですが、
それでもどこかで大きな震災があったときには
わりとよく義援金を送っています。
で、毎度思うんですけど、
日本赤十字社しゃん!NHKしゃん!
ネットバンキングでも義援金送れるようにしてくだしゃい!
郵便局にいくのは…めんどくさいです。
(あっユニセフはコンビニ払いができるんですね。
でも中国地震義援金受付、まだ始まってませんよー。)