（｀ε´*）ぷんすか

映画「ミラクル7号」（『長江7号』）の
プレミア試写会が行なわれたそうです。
監督・主演のチャウ・シンチー（周星馳）に
子役ちゃんの徐嬌まで来日し、にぎやかに催したそうで、
けさのテレビのワイドショーで
盛んに取り上げられていました。
が。
日本がわでも花を添えようという意図でしょう、
みずから外星人と名乗る、可愛らしいタレントのお嬢ちゃんが
ゲストとして登場しまして、
このお嬢ちゃん、もっか色恋沙汰で騒がれているのですね。
芸能記者が恋のなりゆきを尋ねる。
無言で立ち去る自称外星人のお嬢ちゃん。
どこの局も、そのシーンしか使わない…

映画の話は？

ひとこともふれない、
シンチーの声すら放送しない。せっかく来日したのに。
フィルムのワンシーンすら使わない。
あんまりではございませんか。
何のためのプレミア試写会取材でございましょう。
これではシンチーも、徐嬌ちゃんも、
ゲスト出演した外星人タレントの娘さんも、
誰も喜ばないのではないでしょうか。
テレビ局の皆様。
そりゃーシンチーはまだまだ、知名度的にはこれからですが、
すでに中華圏十ン億人が見てホロリとしたという
素敵な映画（だそうです）よ。
映画とは関係ないことを大声で訊くレポーターさんも
なんだか民度の低い御仁だなあと思いますが、
そこしか放送しない大放送局様もまた、
ちと民度に欠けるもんではございやせんか？

というわけで6/28日本封切だそうです「ミラクル7号」。
個人的には徐嬌ちゃんがすでに女のコの格好で
試写に登場したことも不満なのですが…。