大地!

はい。新入荷UPしました。
「餓狼MARK OF WOLVES」でございます。
餓狼シリーズは他にもRB2、元祖「餓狼伝説」など
色々と取り揃えてございます。どうぞご覧ください。
リクエストも受付中!
こちらでどうぞ。


さてさて最近、微妙にブログ更新が少ないのは、
店主、とある本にハマり、夢中で読みすすめているからでございます。
それはパール・バックの「大地」。
いわゆる「世界の名作」というやつで、全4巻にわたる超長大な小説ですが、
これがメチャクチャ面白い!!
辛亥革命前後の中国を舞台に、
父親世代、子世代、孫世代の三部作になっているのですが、
「武術ぬきの金庸」ともいうべき冒険大河ドラマの第1部。
一転して「渡鬼」ばりのドロドロ人間関係がヤバすぎる第2部。
戦記ものとしてもなかなか優秀な第2部後半から第3部。
ただいま第3部の前半(3巻目の終わり)まで来ていますが、
「読み終わるのが惜しい!」とさえ思います。
いちばんの面白ポイントは、なんといっても
父が生んだ三人の息子が全員「残念すぎる」こと。これにつきます。
三者三様のダメダメ暴走ぶりが痛快で、ニヤニヤしてしまいます。
三兄弟といえば「カラマーゾフの兄弟」が有名ですが、
あれは末弟がりっぱすぎるからなあ…。
そこが面白さでもあり、退屈なところでもあるのですね。
「大地」の三兄弟は、それぞれの奥さんや二号さんもふくめて
全員「あーあーなんだかなー」なところが面白すぎです。
ぜひ、夏休みにでもおためしを!