ぶらり元朗&屯門

はい。新入荷UPしました。
黒社会コミック「火紅年代黒骨棠」が
なんと創刊号から30号まで。
いちばん過激だったころの号が勢揃いです。
当店ラインナップの中で唯一、修正の入るこの作品。
いろんなイケナイものがリアルに描かれていて一苦労です。
広告ページもビックリするようなものが写ってるし…。
で、消してはいるのですが、それでも隠し切れない
世のありとあらゆる外道な表現がてんこ盛りです。
お買上げのお客様は、けっしてお子様や
刺激的表現に慣れていないご家族の目に触れないところに
保管していただけますよう、お願いいたします。
さてこの作品の舞台は香港郊外の元朗・屯門という場所で、
新界(ニュー・テリトリー)の東のはしに位置する、
東京でいえば八王子のような感じの街々です。
屯門は海辺の街で、昔は中環から通勤用フェリーが出ていました。
ちょっとしたクルーズ気分が楽しめたものです。
元朗は今はすっかり開発が進んでしまいましたが、
昔は緑の木々に囲まれたレンガ造り・石造りの低層住宅の村があって、
村はずれに行くと牛が放し飼いになっているような、のどかな場所でした。
今もそののどかな雰囲気が残っていて、
都心とは違うのんびりした素朴な空気に癒されます。
けっして、漫画に出てくるような
年中ドンパチをやっている場所ではございません。
良い場所です。次の香港旅行ではぜひ、
ぶらりと寄ってみてはいかがでしょうか?
地下鉄ツェンワン・ライン「美孚」駅から
鉄道「東鐵」に乗り換えると、終点が屯門、その4つ手前が元朗です。