水滸伝!

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本日までです!
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さて、先日「読んでみたい」と申しておりました水滸伝
公約どおり読み始めましたが、実に面白うございます。
ちなみに誰のヴァージョンかといいますと
吉川英治の小説版です。
こりゃまたずいぶん古典的なのを。
っつーか漫画店店主は漫画で読まんかい。
左様ごもっともでございますが、
近所の八重洲ブックセンターで、ひょいと目に付いてしまったんですよ。吉川英治時代文庫が。
ゆかしい古語表現が多いゆえ、格調高げにみえますが、
登場の男伊達のみなさんは
驚くとき「げっ」と驚いたり、妙なところで妙に現代風です。
ちなみに1960年の作だそうです。
まだ4巻中1巻を読み終えたところで、
まだ皆さんが梁山泊をびびりまくっている所でございますが(笑
いやさ実に爽快な物語ですね。
なにかというと現住建造物を燃やしちゃうのはどうかと思いますが。
(放火は現代では重罪です。)
しかし現代の黒社会ものの元祖ですね。
当店在庫の極道ものコミックにも、
水滸伝イズム」とでもいうべきものが
脈々と息づいていることがわかりました。
李志清ヴァージョンのコミックも仕入れなくては、ですね。
夏にでも仕入れてまいります。
(えっ?夏?香港漫画店に「夏」は来るのか???)