食用ガエル

はい、新入荷UPしました。
陳某の「充神榜」がコンプリートで入っております。
その他、船荷に入っていたコマゴマした中古本を
実にコマゴマとUPいたしております。
トップページに記載したほかにも、「拳皇2000」の第1巻を入れたり
鹿鼎記」の中古本が3冊ほど増えていたり、
「龍虎門」は「新著」と「電影」それぞれをちょっぴり増やしていたり、
ともあれ実にいろいろ出しております。
どうぞじっくりお探しいただけますよう。
いまならまだ、ご注文の方に
動漫節2009」のパンフレットもお付けしております。
(残りわずかになりました!お早めに!)


それとホラーコミック「陰陽路」が久々の復活です。
ホラーとしてももちろん、なかなか面白いのですが、
さりげなく映し出す香港独特の暮らしぶりが
また興味深い一作です。
「精のつく食べ物だよ」といってカエルを勧めるというのは、
これはグロ描写でもゲテモノ食いでもなんでもなく、
カエルはあちらでは普通の食材なのです。
「田鶏」といって、唐揚にしたり炒めたり、
お粥の具に入っているのも、たまに見かけます。
田鶏の粥は、佐敦のスイーツ店「松記糖水店」の近くにある
魚の粥を名物にしているところ。あそこで食べられたはずです。
カエルのお料理、店主も何度もいただいておりますが、
味は…正直あまり印象がございません。
とにかく細かい骨が多い!お肉としていただく部分が少ない!
そういう記憶のみでございます。
手羽先よりさらに肉が少なくて難儀な食材、と申しましょうか。
このカエル、もちろん食用に養殖されているものでして、
香港の市場では魚介類といっしょに売られております。
幼いころ、川や田んぼでゲコゲコ盛大に鳴くあいつらを
「食用ガエルというんだよ」と教わったときには
ぎょええええ!食えるのか!と戦慄したものですが、
たしかに種類は同じらしいものの、
川からつかまえてきて市場に供するわけではなさそうです。
ところでカエルといえば、
当店の所在地である石神井
ど根性ガエル」のふるさとだというのはご存知ですか?
作者さんは、漫画の執筆当時も現在も石神井在住だそうです。
確かに近所の石神井公園には、カエルがたくさんいます。
夏の雨の夜など、実に優雅に遊歩道をお散歩しています。
でも店主はカエルを捕まえて炒めたり
シャツに貼り付けたりは致しませんので、どうぞご安心を。