通訳がつきます

さて、リクエストの受付期間も
あと2日ほどとなってまいりました。
読みたい作品のある皆様。
どうぞこの機会に、どしどしリクエストをお寄せください!


さて香港は返還から13年、変わらぬ繁栄を続けておりますが、
この13年でもっとも変わったことといえば
デカいばかりで大味な大陸風のビルが増えた…じゃなくて、
地元の皆さんで「普通話」こと北京語を
解する人が増えたことです。
大陸との人の交流がとても盛んになりましたからね。
ところがいまだに広東語しかわからない人が
圧倒的に多い業界があります。
それが漫画業界です。
特に漫画を描く人、売る人。
まったく北京語を話せない人がいまだ多数派です。
それでも香港人は、北京語で話しかけられると
理解だけは出来るといいます。
じっさい店主も北京語―広東語と
違う言葉どうしで会話することが少なくありません。
(それで意思の疎通が出来てしまうから不思議。)
なのに。なのに!なのに!!
漫画家さんやお店の人には「聞くのさえダメ」という人が多いのです。
こもりがちな商売である漫画家さん、
土地にずっとくっついて土地の人だけ相手に商売してきたお店やさんは
しかたないのでしょうね。
いっぽう店主は開店8年目、現地通い21年目でありながら
いまだに広東語が全然うまくなりません。
幼稚園児レベルです。(ひどい。)
だからときどき仕入先の人を困らせてしまいます。
そんな時、見かねた他のお客さんが
通訳を買って出てくれたりします。
お客さんのほうが北京語をよく知っているということがえてしてあります。
通訳つきの優雅な仕入れ出張です(苦笑
などと冗談を言っているあいだに
広東語を精進すべきですよね。すみません・・・