神は潔く終わる

はい。新入荷UPしました。
李志清の「水滸伝」コンプリートセットが
「凄プラ」コーナーに入っております。
はるか昔、当ブログで
「そのうち必ず入れます」と書いたような気がします。
とうとう約束を守りました(苦笑
凄プラですけど比較的状態もよいので、
どうぞお見逃しなく。
そして邱福龍の2010年、完結作と新作
少林寺第8銅人」と「功夫」です。
どちらもかなり現地で人気を呼んでおります。
功夫」は武侠をまったく新しい切り口から見せる意欲作で、
業界内でもその斬新さに賞賛の声が集まっています。
作中に「李尋歓」や「無忌」や「楊過」の名前が出てきて
ニヤニヤしてしまう武侠ファンの方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
ところで「第8銅人」は60巻完結、
功夫」も全32巻刊行とすでに決まっています。
香港コミックには、人気が出ると
原作にない部分も付け足して、どんどん連載を延長することが
しばしばあります。
「サ○エさん」のようなものですね。(違うかな
でもこの2作品は、どんなに人気が出ても
「原作小説が尽きたら、漫画も終わり!」と
潔く完結を決めております。
編集部の方針だそうです。
店主、取材を受けて「第8銅人」の巻末コラムに載ったことは
昨年も書かせていただきましたが、
取材時に逆に尋ねたところ、
そのようにおっしゃっていました。
そこが人気の秘密かもしれない。と店主は思っております。
あちらに、2ちゃんねるmixiを足して2で割ったような
コミュニティサイトがありまして、
地元コミックの専用板もあるのですが、
どうも連載が長くなればなるほど
辛口の意見が増えていく傾向があります。
「そろそろ潮時だよね」という、容赦ない意見がどんどんと…。
短期間にヤマとオチをきっちり作って盛り上げる作品こそが
読者の心に「神作品」として残るようです。