中華まんが屋、中華街へ行くの巻

さて昨日、あわただしくブログを書き残したあと、
実は店主は泊まりがけで、横浜中華街に行ってまいりました。

横浜など同じ首都圏内、何の宿泊の必要があろうぞ。
とお思いでしょうが、
練馬区から横浜は意外に遠く、
いつ行ってもあわただしく行って帰る羽目になり、
中華街のことを、よく考えたら何も知らないなあ。
と痛感したのであります。
今回、茶館で茶芸を楽しんだり、
三節棍や実寸青龍刀を売る武器屋さんにシビれたり、
深夜の真っ暗な裏通りを探検したり、
じっくり中華街をしゃぶりつくしてまいりました。
一大観光地の中華街、

かくのごとく派手なお土産屋さんや飲食店が立ち並び、
各店が「我こそはチャンピオン」「人気投票第1位」「テレビで紹介!」
などと妍を競っているわけでありますが、
もともとかなりの歴史をもつチャイナタウン。
よく眼を凝らすと、意外な歴史的建築が残っていたりします。

こんな感じ。これは廃墟になった宿泊施設ですね。
馬車道のレンガ建築群から流れでこちらに来ると、
「あっ。この界隈もなかなかしぶいなあ!」と感じます。
さてこの建物の近所にあったのが媽祖廟
海の女神様、天后こと「媽祖」をまつる立派な廟です。
いちおう店主も海運に関係あるお仕事をしているので
ご挨拶をしたのですが、
媽祖様の横にひっそりこぢんまりとたたずむ神様の中に
当店の守護神・文昌帝を発見。
あらまーこちらにもおわしましたか。と、廟の方にきくと
「おととしからお招きしております」とのこと。
道理で、つるんとしたまだキレイな御神体でありました。
よくよく拝んでまいりました。
お店の繁盛祈願の赤い帯も結んできましたよ。
それから中華街でどうしても買いたかったものが「辣椒醤」。
といっても単なるチリソースです。
香港ではありふれたものです。
中華街で売っている大概のものは、香港出張時にふつうに手に入るのですが、
チリソースだけはどんなに欲しくとも買って帰れないのです。
なぜか?
帰りのかばんや小包の中に入れると、
万が一割れてこぼれたときに同梱の仕入品を汚してしまいます。
かといって手荷物にして飛行機に乗りたくても、
現在、100ml以上の液体物は持込が出来ません。
しっかり、思いは遂げてまいりましたよー。