アヒルちゃん

はい。新入荷UPしました。
当店初登場「天行武者」、それからトップには記しておりませんが
「温瑞安群侠傳」もパート1の抜け巻を少し補充しております。
それからそれから、「火鳳燎原」の大型精巧関節可動フィギュア
「FEVER PLAY火鳳人形 翼徳」の予約受付もはじめました。
限定3体、サイズもお値段もかなり立派な感じのものですが
ファンの方、フィギュアコレクターの方には垂涎の一品かと思われます。
どうぞご予約をお待ちしております!


さて香港といえば、一般ニュースでも取りあげられていましたが
CNN.co.jp : 写真特集:「巨大アヒル」が香港の湾を泳ぐ - (1/8)
これが

CNN.co.jp : 人気の巨大アヒル、香港で溺れる?
てなことになってしまいました。
ヒルちゃん可愛いですね。
ビクトリアハーバーにぷかぷかと浮かび、
まるで香港の海がお風呂場になったみたい、あははは!と思っておりましたが、
よーく写真を見て、周囲の建物や船と見比べて、店主は目をむきました。
でかすぎやしませんか。
林立する両岸のビル群や行き交う船と
明らかに縮尺が合っていません。
聞くところによると高さが16mあるそうです。ちょっとしたビル並み。
オランダの芸術家さんがはじめた「ラバーダック」、
アート表現の一環らしいです。
そして残念なことに今週、空気が抜けてペシャンコになってしまいました。
巨大な目玉焼きってCNNさんあーた、なんつう表現を、と思いましたが
青い海にまん丸になって浮かぶペシャンコアヒル
たしかに黄身ですね。
しかし海に物を浮かべるというのは
実は簡単なことではないらしいです。
お船も、水深と喫水線とをとことん計算した精密な構造物であり、
名古屋港などは天然のままだとコンテナ船の入港に十分な深さがないから
湾内の土砂を吸い取る浚渫船が駆動していると先日知りました。
逆に香港の海はああみえて実はとても深いのです。
陸と海の高低差が激しく、砂浜がほとんどない香港沿岸。
ビクトリアハーバーもちょっとした外洋なみの深さがあるそうです。
ヒルちゃんは港を風呂桶代わりにぷーかぷか泳いでいるようにみえて
実は荒波に耐えていたのでしょう。
沈没原因は底のフローティング構造と本体をつなぐワイヤの損傷という説が有力で、
つまり我々の風呂場にいるプラスチックやゴムのアヒルちゃんと違って
浮揚のためのしかるべき装備が内蔵されているんですね。
海って、水って不思議だな。そう思わせるのも
この芸術家さんの目論見の一つだったのかもしれません。
ところでアヒルちゃんは修理して香港展示を再開するそうです。
無事になおるといいですね。
そして…店主もナマで見たかったです!