羅湖のウォール・ローゼ

はい。お待たせしました、
香港動漫電玩節2013レポートUPしました。
会場販売グッズのUPは、もう少々お待ち下さいませ。
鋭意作業中でございます。
今年のレポートはコスプレ画像を大幅に増強してみました。
だってあまりに質量ともに凄すぎたんですもの。
香港人のコスプレに賭ける魂は、年々ヒートアップしています。
電飾仕込みまで登場し、店主はのけぞりました。
反面、お友達どうしで楽しんでる感満載の
素朴なコスプレも捨てがたく、
あれもこれもと手当たり次第撮影していたらこうなりました。
ぜひお楽しみ下さいませ。
ところで「進撃の巨人」コスは、あまりに数が多すぎるので独立させました。
香港での人気は、日本のそれを軽く凌駕しています。
漫画本は東立香港が割と早い段階から出していて、しばらくくすぶっていたので
やはりアニメの存在が大きいと思いますが
それにしても香港人の「進撃の巨人」への食いつきっぷりは異常です。
ミカサ生き写しのレイヤーさんもいて、
これでは人類、東洋人絶滅どころか
東洋人だけで調査兵団が軽く2,3個師団編成できそうな勢いです。
むこうのSNSではミカサアイコン・エレンアイコンのアカウントをあっちでもこっちでも見かけ、
掲示板サイト「Uwants」の漫画&アニメカテには
NARUTOガンダムぐらいでしか設置されていない独立板が最近出来ました。
なにが香港人をここまで惹きつけるのでしょうか?
知り合いの香港人曰く
「最近の香港事情と重ね合わせて見ている人が多い」のだそうです。
うーん……。
壁をやすやすと壊し、香港人をつまんでパクパク喰っちまう大陸、ということでしょうか。
抗いようのない、絶対的な力差のある存在。
落馬洲や羅湖にあるボーダーがウォール・ローゼと、そういうことでしょうか。
言いたいことはよくわかるし、
そう感じる香港人の心性もよくわかります。
ただ店主はそういう見方に全面的に賛成はいたしかねます。
なぜなら漫画は漫画だからです。アニメはアニメだからです。
それ以上のものではございません。
異国でそう政治的なものに絡められても、作者の諫山創氏もこまってしまうことでしょう。
ちなみに店主も毎週日曜夜のアニメをたのしみに見ております。
原作派だったのですが、4巻という中途半端なところで
単行本購入がとだえております。
原作本にはじめてふれたのは、香港買付出張にゆく成田空港の本屋でした。
2011年4月の出張ですね。心から戦慄しました。
アニメは巨人がそこまで恐くないので、安堵するやら物足りないやらでございます。