香港漫画の本が完成しました

はい。新入荷UPしました。
台湾の戦利品を、もう少し在庫増強しました。
国軍あるあるエッセイ漫画(萌えあり)など、
台湾らしい楽しい本が目白押しです。
それからもうひとつ。香港産の本でも台湾産の本でもない、
手前味噌ではなはだ恐縮ですが、
店主が共著でつくった同人誌の取扱を開始しました。
かねてより告知申し上げておりましたが、
とうとう完成し、昨日やっと実物を手にしました。
「深く美しき香港漫画の世界」といいます。
皆様お気づきのとおり、タイトルは鄭問の作品から拝借しました。
あきないで香港漫画を扱っている人間が
マチュアリズムの象徴である同人誌などつくってよいのだろうか?と
多少悩みもしましたが、
やはり11年間の営業活動で蓄積した知識を目に見える形でまとめたいという思いは強く、
共同執筆者のKRONOS氏もかねてより同様に考えていたようですし
(氏の香港漫画歴は店主よりはるかに長く、90年代からになります)
完成できて本当によかったなと思っております。
ただ我々ともに、少々思いのたけを詰め込みすぎてしまいました。
出来上がった本が1cmもの厚さになりました。
世に同人誌は「薄い本」とよばれます。
「多分我々の本は薄くなくなるだろう」と屡々申しておりましたが
ここまでとは思いませんでした。自分でも驚いております。
本当に、ありとあらゆる知識と所感を詰め込みました。
口話の書き起こしなので読みにくいところもかなりございますが、
御堪忍のうえ、お読みいただければさいわいでございます。
昨日は出来たてのこの本を、評論系同人誌専門イベント「資料性博覧会」で売ってまいりました。
多くのお客様が当店を知らない状況で
それでもずいぶんたくさんの方にお買い上げいただきました。
大変感謝しております。
次のイベント参加ですが、誰もが知っているあの巨大同人誌頒布会に申し込んでおります。
しかし抽選で落ちることも多い狭き門ですし、
商業活動との結びつけに殊更厳しいイベント(もちろんどこの頒布会もそうですが…)ですので
参加が決まってもこちらで告知することは控えさせていただくと思います。
今後の「深く美しき香港漫画の世界」関連のお知らせは
どうぞこちらをご参照下さいませ。↓
大香港研究会@資料性博覧会DX卓番06 (@GreatHK_Studies) | Twitter