帰国しました

はい。一昨日深夜、無事出張から帰国致しました。
昨日のうちに、リクエストを下さったお客様には
捜索結果速報メールを送信しておりますので
ご確認下さいませ。
さて今年も行ってまいりました、動漫電玩節。
たくさん写真も撮ってまいりました。
後日のフォトレポをどうぞお楽しみに。
今年は、開催初日朝の混雑はさほどでもなかったのですが、
(各ブースとも限定商品販売がほとんどなかったため)
昼過ぎ、そして2日目あたりからすさまじい人出となり、
2日目午後には一般入場者は4時間待ちとなったという噂です。
過去最高の動員数も見込めるとニュースで盛んに伝えておりましたが、
その主役はどうやら、フィギュアとトイ。
「HOT TOYS」と「ENTERBAY」という世界的巨頭フィギュアメーカーを筆頭に、
日本からはバンダイコトブキヤ、千値練、
さらに地元の中小メーカー・個人造形師レーベルもいりまじり
会場はフィギュアだらけ、しかも猛烈に熱い視線を浴びていました。
それに対し…コミック版元のブースは元気がなかったのです。
文化傳信は漫画本即売なし。東立香港、天下出版もブース面積大幅縮小。
昨年まで参加の一漫年出版は残念ながら文化傳信に吸収合併され、
新興の出版社「大渡」「漫友」は書展(香港ブックフェア)のみ出展で動漫節は不参加。
かろうじて玉皇朝と正文社だけは去年なみのブース面積でしたが、
皇朝はぬいぐるみに売場を割き、正文社は「CO-CO」バックナンバーを値上げ。
日本からの漫画家招聘サイン会も各社全くありませんでした。
ひとり気を吐いていたのは香港角川ですが、ここは殆どがライトノベルですからね。
コミックをめぐる環境の厳しさを如実に示す結果となりました。
それでも去年までは電子出版化や異メディアとのコラボに望みをかけていた部分がありますが、
今年はその余力も各社なかったようです。
寂しい話です。が・・・・・・・
併催の同人誌イベントが、これ意外にも熱かったのです。
当店の活動も、ある曲がり角を迎え、
どこかに舵を切るときが来たのかもしれない、と思う本年の動漫節でした。
詳しくは後日のレポートをお楽しみに!