瘋狂麥斯:憤怒道

はい。新入荷UPしました。
本日は少々時間が遅くなりました。
パソコンデスクを買い換えたのですが、配達が遅くて
待てど暮らせどやってこず、
夜やっと届いたのをバタバタと組み立て、パソコンや周辺機器諸々をのせて
更新作業を始められるようになったのが夜9時ごろでございます。
失礼致しました。
これまでのデスク環境があまりに姿勢に無理を強いており、
腰や内臓に負担がかかって辛かったもので…
いつかは替えねばと思っておりました。
馮志明のレア作「天敵」を入れさせていただきました。
お楽しみ下さいませ!
また、店主出演のトークイベント
「探険!亜細亜動漫倶楽部」絶賛予約受付中です!


さて、店主は週半ばに
映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てまいりました。
マッドマックスといえば武論尊原哲夫のコミック「北斗の拳」に
多大な影響をもたらした映画作品としてつとに有名です。
さらにそういった「北斗の拳」ほか諸々の少年ジャンプ系70年代〜80年代劇画への
深いリスペクトと大いなるインスピレーションの摂取で出来ているのが
香港の薄装本漫画文化です。
いってみれば香港漫画の師父の師父のような存在がマッドマックス。
しかしそういったことはほぼ関係なく、
あまりに評判がよいのでつい乗せられて見に行ってまいりました。
噂に違わぬ素晴らしい映画でした。
凡百の映画1000本分ぐらいのキメ・シーンをつめこんだような
なんとも贅沢至極のアクション映画でしたし、
車のハンドルにわけもなくドクロの装飾がついていたり、
戦闘奴隷「ウォー・ボーイズ」さんの口の周りをわけもなく銀色に塗ったり、
そういったわけのわからない美学もすべて
香港薄装本漫画のブルーカラー的美意識に通じていて、
香港漫画店の店主を12年やった者からすれば
魂の共鳴率400%だったのでございます。
一見、力ずくで押しているだけの映画のようで、
(実際そういった論評が目立ちますが)
実は構図や色彩がワンシーン・ワンシーンいちいち完璧で美しく、
香港漫画の制作スタッフさん、分色(色データ差し込み)スタッフさんの
目指す到達点ってここにあるんじゃないか?と思わしむるものでした。
未見の方はぜひ、映画館で
この美しく流れる「絵」をごらん下さいませ。
あっそうそう、ぜひお飲み物をお持ちになって。
こんなにお水がおいしく感じられる映画はございません!