都の西北ラーメンコピー2015

はい、新入荷UPしました。
今週は日曜日になってしまい申し訳ございません。
また、先週は当ブログのUPもせず、重ねて申し訳ございません。
久々の武侠作品IPです。「魔武渡」でございます。
金庸・古龍原作もの、「天子傳奇」「神兵玄奇」といったオリジナル武侠の
セオリーをベースにしつつ、一度解体するかのように俯瞰しながら
人間関係でちょっとひねりを加えた、面白い作品です。
どうぞお楽しみ下さいませ！

さて今週はなぜUPが遅くなったかと申しますと、
昨日は早稲田の某5円ピー店（日曜・祭日休）で
大量コピーをおこなっていたからでございます。
久々に訪れる早稲田の街は、さらにラーメン店が増殖し
早大生さんの塩分・脂肪分・カロリー過剰摂取に少々不安を抱きつつ
それでも優しく店主を迎え入れてくれました。
何をコピーしに行ったかと申しますと
ながらく翻訳にかかずらっておりました「港漫回憶録」、
あれがひとまず完訳のはこびとなり、
版元さんや関係者の皆さんにお見せしたくて、たくさんコピーしたのでございます。
けっきょく日本語文字数にして20万字ほどになりました。原稿用紙500枚分ですね。
他人様の文章（それもインタビュー発言）を訳しているだけではあるものの、
やはり原稿用紙500枚分の字を書くというのは本当に大変でした。
それでもどうしてもやり遂げようと思ったのは、
ひとえに香港の漫画家さんのエピソードが無軌道すぎて面白すぎること。
そして店主が「ひとつぐらい人生で何かやり遂げて残したい。
自分にしか出来ないものを訳して、日本語テキストであとに残したい」と
強く願ったからでございます。
世はまさにネットでの発言全盛時代。誰もがSNSほかネットメディアで
批判をしたり、意見をしたり、ときには攻撃をしたり、
ともかくたくさんのテキストを書きあらわしますが、
それで溜飲を下げるだけで、あとに何も残らない人生は
いかがなものか？と思う次第でございます。
むろん、ひとりでも多くの方に読んでいただきたく、何度も推敲を致しました。
どこかでより多くの皆様に読んでいただけるチャンスがつかめればなあ、と
思っております。
ご興味のある方は、ぜひ当店の「お問合せフォーム」からご連絡下さいませ。
お待ち致しております。
それにしても街に美味しそうなラーメン屋ばかりが林立するからといって
今日は油そば、明日はとり塩、また次の日は台湾まぜそば…と毎日召し上がっていては
確実に腎臓が悲鳴を上げてしまうことでしょう。
早大の学生さんはくれぐれもご自愛いただきたいものです。