路面電車の旅

昨日ひさびさに、香港関連の本を買いました。
写真集「香港 路面電車の旅」(春陽堂/刊)です。
その名のとおり、香港島を東西に走るトラムを
始点から終点まで街ごとに追った写真集です。
正直、店主にはすっかり見慣れた街の情景なのですが
写真は色彩が綺麗だし、街の人の表情がリアルだし、
なかなか良い本なのではないでしょうか。


街角の写真に写り込んだ露天の雑誌商に、
「あ、『拳斗』が。『拳皇2001』が売ってる。…4年前の写真か。」
そんなところを見る読者は普通いませんね(笑


ところで最近、あちらに行ってトラムに乗るたび思うのですが、
香港人って小柄な人が多いんだなあ…」
トラムの天井って尋常じゃなく低いんですよ。
鉄のバーが回る乗り口の幅も、とっても狭いのです。
おすもうさんはまず乗れません。
でも、入り口でつっかえたり、天井に頭ぶつけてる人を
見たことがないですから。
あ、そうか。そういう大きな人はもともと、
トラム使わずにバスか小巴に乗るんですよね。そうですよね。
いや、わざわざタンコブ作りに乗る人もいないでしょうね。
およそ身長180cm以上あれば、
降りるまでにおツムに3つか4つ、タンコブが出来ることでしょうから。