見てきました

はい。新入荷UPしました。
司徒劍僑版「鹿鼎記」をおトクなコンプリートセットにしてみました。
絵のきれいさは他の追随を許さぬ司徒劍僑ワーク。
かなりのボリュームですが、
1冊1冊、1ページ1ページに大満足のセットです。
どうぞお早めに。


さて、本日封切ということで、さっそく見てまいりました、
「長江7号」。日本では「ミラクル7号」。
自宅から自転車10分の某シネコンに行ってみてびっくり、
吹替版のみの上映ですって。
ほ、香港漫画店の店主に、香港映画を日本語吹替で見ろと!?
プライドずたずたですがな!と思いましたが、
公式サイトによれば、字幕版上映館のほうが圧倒的少数なんですね。
というわけで店主はじめて洋画の吹替版を映画館で見ました。
しかし意外と…疲れなくていいですね。
チャウ・シンチーはおなじみ「山ちゃん」、
他のキャストは「クレヨンしんちゃん」の声優陣が多数当てています。
で、映画の中身ですが、
これまでのシンチー映画とは、やっぱりずいぶん違いました。
「あれ?ディズニーかピクサー映画を見にきたんだっけ?」と
錯覚しそうなくらい。
小ネタやパロディギャグも一応あるのですが、
今回の楽しみどころは、それよりも
ふつうの、ふつうの親子愛や人情ドラマです。
ものすごくシンプルな、セオリーどおりのお話です。
小さいお子さんと一緒にごらんになるのをおすすめします。
シンチーはこういう映画が一本、撮りたかったんでしょうね。
「少林足球」「功夫」で商業的成功をおさめた
自分へのごほうびなのかもしれません。
しかし十分おもしろかったし、ホロリときたし、
ほどよく変態ちっくだったし、満足しました。
主人公の徐嬌ちゃんはどこをどう見ても男の子にしか見えません。
でもって劇中かなりヒドイ目にあわされているので、
実生活でもシンチーの養子になったという話に
「まーそうでもしないとバチが当たるでしょうねー」と納得しました。
おっと、七仔も可愛かったですよ。
香港のどこかに毛公仔(ぬいぐるみ)売ってませんかねー?