奥運

あと数十分で北京五輪開幕ですねぇ。
五輪は中国語では「奥運」です。
「奥林匹克運動會」の略だと思われます。
「奥林匹克」が「オリンピック」の音当てですね。
店主香港滞在中も、テレビをつければ「奥運」「奥運」の大合唱。
ドラマやサッカー中継以外はほぼ全部の番組が奥運がらみでした。
ま、そりゃそうですね、
香港も実は奥運会場だったりするので。
北京五輪」ですが、馬術のみ香港で開催です。
馬術かあ。日本で中継するのか?衛星放送で深夜にちんまりと、みたいな?
いえいえ、日本からの代表もいることでしょうし、
頑張ってほしいものですね。
おそらくお馬の検疫の問題でこうなったのかと思われますが、
こうして国威発揚の最大舞台である奥運に香港を取り込むことで、
香港に中華人民共和国への帰属意識を強烈に植え付けようという匂いが
わが買出し出張中にも、ぷ〜んと漂ってきて、
1997香港回帰前から、香港おたくとして通いつめてきた店主にとっては
ちょっぴり複雑であります。
大陸でも台湾でもない場所。それが、香港。
住んでいるのは、中国人ではなく「香港人」。
そこがたまらなく、自由で愛しかったのですがね。
というわけで、たいへんな大仕掛けであるといわれる開会式を横目で見ながら、
香港からの航空便着荷商品の検品記帳に励むことにいたします。
もうちょっとで出せます。今夜は徹夜?
おたのしみに〜!