幸福のスープは烏賊か?

只今NHKで日本&香港電台合作ドラマ
「幸福のスープはいかが?」を放送中ですね。
日本人の男の子と香港人の女の子との恋物語だそうですが、
(きのうの前篇を見そびれました・・・不覚)
ここに「讃岐うどん」だの香港の「魚旦粉」だの、
NHK朝ドラお得意の「職業モノ」的展開が絡むようですね。
そんな説教くさい展開などなくてもよいのに。
というかそちらのほうが主眼のようですね。
見ているうちにだんだん「美味しんぼ」のような展開に…。
なにか残念です。
ただ普通に香港娘と日本男子の恋愛ドラマを描くだけでも
じゅうぶん面白いと思うのですがね。
恋愛は人心のスリリングな喜怒哀楽が全部入っている
最高のエンターテイメントですから。
しばしば「恋愛に国境はない」と申しますが、
これは一面で真理であり、一面で嘘であると
店主には感じられます。
地球の裏側どうしに住んでいても
ばっちりフィーリングの合ってしまうカップルもいれば、
お隣同士に住んでいても
どんな塀より高い「気持ちの壁」に阻まれてしまう男女もいますからね。
ただ、恋愛観や気持ちの伝え方というのは
土地柄、周囲の環境が醸成する部分も大きいなあ。
結局はお互いがどれだけ相手のことを想像し、
どこまで歩み寄れるかだよなあ。と、
店主も香港行きが長いので、経験した色々なことを通じて
しみじみ感じる次第です。
まあ、香港人の恋愛観は
地元の恋愛バイブルともいわれる作品「FEEL100% 百分百感覚」に
たっぷりつまっていますので、
どうぞよろしければお手にとってごらん下さいませ。
ところで魚旦は、イカのすり身を練りこんだのが美味いですね。
でも魚旦粉をいりこだしスープで食べるというのは
やっぱりなんか違う…違うと思います…。