子供達を投げないで

今週の新入荷UPは、たぶん日曜日となる見込みです。
お待たせして恐縮です。
あす土曜日は店主、とある武侠愛好家の皆様が集う場に赴きまして
広報活動にいそしむ所存でございます。


ところで武侠といえば店主、最近思っているのが
「赤ん坊が登場すると、どうして必ずブン投げられるのだろう?」
そうです。神雕侠侶の郭襄ちゃんも
小龍女や李莫愁やその他の皆様の間で
バレーボールの試合並みに派手なトス上げられてますし
(それでも笑っているのが凄い)、
雪山飛狐」も赤ちゃん乱暴に奪い去ってますよね。
金庸先生ばかりではありません。
「中華英雄」でも、生まれたばかりの剣雄を放り投げて
派手なバトルを演じています。
どんなにブン投げられてもほどけない、凄いオクルミだ。
と、言うよりなにより前に
赤ちゃんは絶対投げてはいけません。
「揺さぶられっ子症候群」にかかって、脳神経を損傷してしまいます。
死ぬこともまれではないそうですよ。
ちょっと前にNHKで「八日目の蝉」というドラマを放送していて
赤ちゃん抱いたまま全力疾走するシーンがあったのですが、
掲示板で「あの子、揺さぶられっ子症候群だいじょうぶ?」と盛んに指摘されていましたねえ。
フィクションでも赤ちゃんを乱暴に扱ってはいけませんよー。
まあ、武侠の子供たちの場合は
その後千℃の炎熱とか氷詰めの低温とかにも耐える英雄好漢になるわけだから
それを考えれば…という気もしますが。