銅鑼灣の疾風になる

はい。新入荷UPしました。
そしてお待たせしました。リクエスト受付を開始しました!
読みたかったあの作品、
抜けていてもどかしい思いをしているあの巻、
もっと会いたいあのキャラクター。
現地で何でもお探しします。地の果てまで赴いてお探しします。
コミック本以外でも、
何なりと店主を使ってやって下さい。
店主はコーズウェイベイの疾風(かぜ)となって
こまねずみのごとく現地をチョコマカ探してまいります。
どうぞ、ふるってリクエストをお寄せ下さい!


さてそれから新入荷は
「千秋一帝 秦始皇」がございますね。
先月のイベント「面白漫画倶楽部」でもご紹介をしました
「火紅年代黒骨棠」の作者が
黒社会コミックの枠を飛び越え、
時代もの、それも誰もが知る大人物「秦の始皇帝」を描くという
意欲作です。
オールカラー上質紙薄装本ですが、異様に発色がよく、
くらくらするような色彩の鮮やかさに驚きます。
でも血しぶきやグロ描写はそんなにありませんのでご安心下さい。
ところでこの作者・邱瑞新は
なんとチェン・イーキン(鄭伊健)の高校時代の同級生だそうです。
仲良しなのだそうです。
ぎょえー。あんなにシュッと爽やかなアイドル・イーキン
ドロドロ血しぶき斬った張ったの黒社会漫画家がお友達とは。
双方の芸風を知るだにまったく信じられません。
が、よく考えれば不思議な話でもないわけです。
なぜなら邱瑞新は「古惑仔」初期連載時の
主要製作スタッフだからです。
ちょうどイーキン主演の映画が製作されるころまでですね。
その後邱瑞新は独立して、よりドロドログチャグチャ、
よりアンダーグラウンドな漫画製作活動へと突っ走り、
イーキンはシャンプーの香り漂う
サラサラさわやか長髪アイドルの道を突っ走り、
人生いろいろだなあ、と思わずにはいられないわけですが
今回の「秦始皇」第1巻には親友イーキンへの思いをつづった
作者コラムも掲載されています。
どうぞごらん下さいませ!