驚きのコラボ!

はい。新入荷UPしました。
おまたせしました。「九龍城寨」、
パート1が創刊号から復活入荷&
パート2の近刊大量入荷でございます。
司徒劍僑が黒社会もの。最初は驚きばかりでしたが、
パート2を迎え、ますます筆は冴えわたっております。
新登場キャラもみな個性的でオトコマエ、
アクション描写もバラエティたっぷりでキレが抜群。
さらに女子キャラが妙に色っぽさを増しております
「超神Z」の銀鈴や「拳皇Z」の不知火舞を見たときの
あの新鮮な感動が甦るような、したたるばかりの艶っぽさ。
ああこれぞ司徒劍僑の真骨頂でございます。
ごらんになって決して損はございません。
そして今回のUP分にはもうひとつサプライズがございます。
あの黒社会コミック不動の金字塔「古惑仔」とのコラボがあるのです!
「古惑仔」のオトコマエ筆頭キャラ・陳浩南が登場。
「九龍城寨」の洛軍と、シマをめぐってのトップ会談をするという設定で
紙面で共演しています。
陳浩南も司徒劍僑が描いているのですが、
この巻には「古惑仔」の作画陣もゲストスタッフとして出張っています。
おおおおおおう。
こんな時代が来るとは。
日本でいえば「静かなるドン」にデューク東郷がゲスト出演するようなものでしょうか?
このコラボ、店主がいちばん驚いています。
日本でももちろんそうだと思いますが、
版元の壁というのは高く高くそびえる壁でした。
反目しあうこと果てしなく、
香港コミックの巻末コラムにはよその版元の悪口や愚痴がしばしば書かれていたものです。
さらにちょっと大きな声では言えないような沙汰もあったようです。
ただ、実は版元から版元への転職・転籍は
社員レベルでは盛んで、
このあいだまでA社でお世話になっていた方が
次の出張ではB社にかわっていたり…ということもわりとあります。
そういった人的交流のたまものなのでしょうね。
また、どこのエンタメ業界も景気のせいで
あまり器の狭いことをいっていられなくなったのでしょう。
日本もそうですね。
たとえばレコード会社の移籍を繰り返した歌手が
全曲集ベストを出したくても
もといた会社が「曲を使わせてあげないよ」と言うから無理だったりしたのですが、
その辺も最近はずいぶんゆるくなったようで、
おかげでいろいろな歌手のオールタイムベストが出るようになりました。
まあ、不景気も善し悪しということですね。