店主が新大久保に行ってみた

はい。新入荷UPしました。
邱福龍の渾身作「鐵将縦横」、近刊をドッと入れてみました。
今回UP分には「草圖封面版」という表紙のものがいくつかあります。
草圖=ラフスケッチですね。
邱福龍自身の手で、鉛筆スケッチに彩色を施したもので
氏の作画法やタッチがナマで感じられる、素晴らしいものとなっております。
どうぞお楽しみ下さいませ!


さて本日は昼過ぎにUPして少々経ちますが、
そのあいだ何をしていたかと申しますと
知人との会食で、新大久保の街に行っておりました。
7、8年ぶりに降り立つJR新大久保駅周辺。
そのあまりの変貌にただただ驚きました。
韓国の料理や物産、アイドルグッズを商う店が
明治通り方面にかけて、通りの両脇にひしめいているのですね。
なんとにぎやかなことでしょう。
香港のことばかり日々考えている店主は、
韓国にはとんと疎く、歌手も芸能人もまるでわからないのでございます。
料理店の店内に張られた、芸能人とおぼしきポスターに付された名を
つい広東語ふうに読んでしまい
給仕さんの失笑を買う始末でございます。
しかし妙齢の女性の方が押し寄せて街はたいそう賑わい、楽しげでした。
この街は本場の街並みを模しているのでしょうか?
店主は韓国に行ったことはあるのですが、なにぶん20年以上前、
当時はまだ戒厳令時代の空気を引きずり、
自国のヤングアイドル文化はほぼなかったように記憶しております。
そんな店主の新大久保の印象は「ちょっと台北の夜に似ている」。
士林や師大エリアなど、夜も若者で賑わう街々の雰囲気に
通じるものがありました。
ところで新大久保駅から逆に歩き、大久保駅方向にむかうと
こちらには中国物産店がいくつか点在していました。
書籍を商うお店も見つけました。なかなかの品揃えです。
残念ながら香港産品はまったくなく、大陸産のみでしたが、
それでも大陸武侠ドラマのDVDや
ライトノベル・ファンタジーノベル雑誌など、興味深いものを見つけました。
ミニミニ中華街といった風情でございます。
機会のある方はお立ち寄りになってはいかがでしょうか?