きんどーちゃんはマカロニほうれん荘

はい。夜も更けてまいりましたが
新入荷UPいたしました。
長らく品切でした「少年街覇ZERO3」堂々の復活でございます。
ゲームものはこのほかにも、
「拳皇'96」「2001」「街覇3rd Strike」「鬼武者」など
非常にこまごまと追加をいたしておりますほか、
「邊荒傳説」「侠客行」「神武紀」など
名作なのに第1巻が品切だった作品を、数多く補充しました。
これで、物語の冒頭からたっぷりご堪能いただけると思います。
どうぞお楽しみ下さいませ!


さてこのようにドバッと一挙UPしたのは、
とりもなおさず、さきの出張買付品の船便手配分が到着したからでございます。
前はなかなか仕入れられなかった新旧の薄装本、特に第1巻からが
ここのところ現地の非常に良質な供給元様のおかげで
手に入るようになってまいりました。
ただこれらも、今のうちに仕入れないと
先はわからないという気が正直いたしております。
香港は日本以上の電子書籍大国となりつつあります。
活字本もコミックも、タブレット端末で読んでいる人を
乗り物の中で、街角で、見かけること見かけること。
日本ではスマートフォンのほうが普及しており、
あの小さい画面で漫画を読むのは少々大変というわけで
まだまだ紙の雑誌・単行本を読む方が多いですが、
香港でのタブレット端末の普及には驚かされます。
(もっともキンドルちゃんやKoboちゃんのような電子書籍特化型端末は少ないですが。)
漫画も紙からデジタルへ移行なのかなあ、と思っております。
ただし!
デジタルに移行するには、紙で発表されたときの権利者の協力が不可欠ですね。
香港の'90年代〜2000年代初期のコミック作品には
この「権利者」というのが非常に曖昧なものが多いのです。
著作権や、もっと申し上げれば原稿さえも
作者が所有している場合が大変少なく、
出版社がもっているべきところですが
その出版社が不幸な経緯で消滅してしまったり…。
というわけで中古市場に出ている、この時代のコミック作品は
見つけ次第捕獲・保護にあたらなければなあ、と
最近は感じているところでございます。
そんな香港漫画店ではございますが
今後もどうぞ宜しくお願いいたします。