熱い支持!

はい。新入荷UPしました。
お待ちかね、待望の復活
「新著 四大名捕」の登場でございます。
司徒劍僑がふたたび、あの繊細で流麗な絵柄で筆をふるっております!
今回UPした3巻までは、冷血のエピソードが中心で
しかもこれまでほとんど触れられなかった生い立ちのお話でございます。
温瑞安の原作にはない、まったくのニューストーリーで、
しかも玉皇朝の旧版をずっと追って下さったお客様には
「あれ…?」微妙に辻褄の合わない部分もあるようなないような、かもしれませんが
そこはそこ。
今回の「新著」、温瑞安氏も巻末にコラムを書くなど
非常に協力的ですので、従前の世界観を最大限尊重したものになると思われます。
どうぞお楽しみ下さいませ。


それからもうひとつ、
漫画雑誌「PASSION TEENS熱血少年」をUPいたしました。
残念ながら今回出張直前に出たVol.9をもって休刊になってしまったのですが、
最終号のコラムには主宰が
「新雑誌を準備中。いまの連載陣のうち何本かは新雑誌で続行する予定」と
書いておりますので、今後に期待したいと思います。
香港で漫画雑誌を続けるのはとても難しいようです。
長く続いているのは東立の「新少年」と正文社の「CO-CO!」ぐらいで、
昨年創刊の天下出版「Comicフェス」もあっという間に休刊してしまいましたから。
それでもこの「熱血少年」は
意外と地元民からの反応が良かったようなのです。
町中に新聞や雑誌を売る屋台がありまして、
薄装本・単行本漫画に比べ、漫画雑誌は店頭に並ぶ機会が格段に少ないのですが、
これの最終号はどこの屋台にも標準装備でございました。
内容も相当とんがっているのですが。
徹頭徹尾「香港の独立自治、共産中国の介入反対」を訴えています。
それでもどの連載陣もちゃんとエンターテイメントに仕上げられており、
絵のクオリティも高く、個性を開花させているので
本当に素晴らしいと思うのですがね。
香港の反大陸の気運がどれほどに盛り上がっているか、ひしひしと感じます。
このところ当ブログも、大陸の政治的・経済的重圧で
香港をめぐる状況が悪くなったことをしばしば愚痴っておりますが(苦笑
地元の人の気持ちはそれ以上、ということですね。
そんな2013年の香港人の気持ちを的確に映した雑誌「PASSION TEENS 熱血少年」、
時代のメルクマールとして、ぜひお手元にどうぞ。