6・4でした

はい。2週間ぶりのご無沙汰ですみません。
新入荷UPですが、今週は毎日のように少しずつおこなっております。
台湾漫画、少年ものも少女ものも
個性的で絵柄が美しく、読んで楽しいものが続々と入荷しております。
ぜひご注目を。
6月8日(日)24:00までは送料11円均一でございます!


さて今週このように、毎日少しずつの作業になったのは
週末に色々とお出かけするためでありました。
明日も大雨予報なのに出かけるのは
ちょっと厳しいなあ、というのが正直なところではございますが。
今週は、週なかばに天安門事件25年を迎えましたね。
節目の年ゆえか日本のニュースや新聞でもたくさん取りあげられましたし、
店主は「ニコニコ動画」で香港の追悼キャンドル集会を中継する
生主さんの放送を見たり、
事件の特集や活動家ウルケシ氏のインタビューを流したラジオ番組を聴いたりしておりました。
1989年。胡耀邦死去・趙紫陽失脚に端を発し、
「集まって政府に文句を言った者は戦車で轢きます」と
北京政府がはっきり表明した事件でございます。
当時東京の某大学中国語学科の学生だった店主は
この事件に思うところがたくさんございます。
香港にのめり込み、香港の漫画のことをやろうと考えた根っこには
「大陸とは距離を置きたい」という願いがあり、
この事件が大きく影を落としているのは間違いありません。
時がたって、事件のことをよく知らない人も増えてきました。
お若いかたは仕方ないとして、
「あのとき夜通し、TV中継で長安街の戦車の青いヘッドライトや街灯を見ていたじゃない?
忘れてしまったの?」と問いかけたくなることも屡々ございます。
ただ店主は「忘れないでほしい」と申し上げたいのではございません。
これはいま現在もつづいている問題、
すぐに同じことが中華社会のどこかで起こってもおかしくない問題でございます。
背中に迫るリアルなものとして共有しとうございます。
そして、どんなに同じあやまちを繰り返す危機が訪れても
出来るだけ人の命が損なわれないように
(そして店主自身も生き残っていけるように)精一杯考えたいと思っております。
考えるには、ベースとなる知識が必要ですが、
店主は中華社会や政治、歴史について本当に知らないことが多うございます。
もっと本を読み、勉強しなければ、と痛感しているところでございます。