香港ミニチュア展

はい。新入荷UPしました。
「無間道」「観世音」から「創帝記」「宮本武蔵的未来傳人」まで
個性的な秀作を世に送り続ける、そして店主のもろ理想のタイプでもある
孫威軍の小品「小宇宙啓動」でございます。
やはりこの人の作品ははずれなしです。一本筋が通っていて、さわやかでハートフル。
おすすめでございます。
さらに「九龍城寨」パート2のほうも在庫増強してみました。
お楽しみ下さいませ!


さて香港漫画関連のちょっとした告知です。
秋田県横手市の「まんが美術館」という施設で、
「アジア国際マンガフェスティバル」という展示会が開催中で、
香港からも漫画家さんがレアな展示物を寄せているそうです。
横手市増田まんが美術館 – 「まんが」をテーマとした、全国初の本格的美術館です。マンガ文化の歴史や国内外の著名な漫画家の原画を展示した ギャラリーを備え、マンガ単行本も楽しめます。特別企画展では漫画家と読者の交流など、「マンガ」 というジャンルに共通した「夢」「楽しさ」を堪能することができます。
さらに10月26日(日)には、
「龍虎門」スピンオフ作品「王小龍傳」「王風雷傳」、
「街覇IV外伝」など玉皇朝公司の人気漫画を数多く手がける主筆
コウ志徳も登壇するシンポジウムがあるそうです。
東京でもなかなかお目にかかれない方ですので、
お近くの方、是非足をお運びになってはいかがでしょうか。


ところで店主は今週、
東京・池袋サンシャインシティにて開催中の「香港ミニチュア展」に行ってまいりました。
失われつつある香港の懐かしい街並みや建物、お店などを
精巧なスケールミニチュアで再現した作品の展覧会です。
しょせんは模型、本物の街じゃないし…とカメラも持たずに行った店主ですが
すぐにたいへん後悔致しました。
小さいのに精巧すぎます。しかも細部まで情報を詰め込みまくりでございます!
店主が日頃お世話になっている
路肩の新聞スタンドやおもちゃ店などの模型もありまして、
スタンドには極小サイズの香港漫画がちゃんと並んでいるのでございます。
当店でおなじみの「古惑仔」「天下画集」「四大名捕」「天子傳奇」「流氓天子」、
さらには「老夫子」や「財叔」といった60年代の人気者まで。
それが最新型のデジモノ情報誌や旅行雑誌U Magazineと一緒に並んでいるという
なかなかに時間感覚ゼロの超時空屋台だったわけですが(苦笑
ほかに鮮魚店、金行、時計の修理屋、理髪店、涼茶舗
おいしそうな食べ物が並ぶレストランや街のたべもの屋台など
どれもいくら眺めても見飽きない情報の濃さでございます。
23日まで開催しているようです。皆様も是非ご覧になってみて下さい。