シルバー引きこもりウィーク

はい。新入荷UPしました。
「武道狂之詩」新刊と、それから「街頭覇王」激レアの第1巻をふくむ
大量追加入荷でございます。
どうぞお楽しみ下さいませ!


さて世間は5連休、シルバーウィークというものに突入しております。
秘密戦隊ゴレンキュー。などといった駄洒落が口をついて出る
今日この頃ですが、皆様は如何お過ごしでございましょうか。
店主はこの5日間引きこもりです。
堂々と宣言いたします。引きこもりです。
一歩も外出しなくても良いように諸々の準備をすませ、
菓子や飲み物も貯め込み、しっかりと引きこもっております。
香港漫画家さんのインタビュー集「港漫回憶録」の赤入れとテキスト起こしを
どうしても今月中に終わらせてしまいたくて、
5連休に集中してやることにしたのでございます。
店主は長文の翻訳をやるとき、まずノートに手書きで下訳をします。
その後、間違いを直したり読みやすい文章にするべく
赤ペンで修正を入れ、それからテキストに起こしていきます。
テキスト起こしの段階でも
「読みにくくないか?術語の重複やくどい言い回しはないか?文章はつながっているか?」など
絶えず考えつつ、直しながら入力をしていきます。
完了したらレイアウト・プリントアウトをしてゲラ刷りをし、
最終チェックでまた赤を入れていきます。
都合3回直しています。
薄い本で対談をテキスト起こしするような場合でも
だいたい同様な手順をたどります。
「港漫回憶録」は下訳は終わり、テキスト起こしの最中ですが
全10章のうち第5章が異様に長く、やってもやっても終わらず、
週半ばは半ベソになりながら、それでも
「あきらめたらそこで試合終了ですよ!」と百回唱えて
なんとか次の6章に突入したところです。
それでもなんとか、どうしても完成させたいと思うのは
ひとえにこの本がおもしろすぎるからでございます。
単なる香港漫画史・業界研究本の枠を越えた
抱腹絶倒のおもしろさがあるからです。
なんとかこのおもしろさを、日本のひとりでも多くの人と分かち合いたいと強く願い
まだまだ続けていく所存でございます。
ご期待を。