葉問3

はい。新入荷UPしました。
(週あたまにも「火鳳燎原」のUPを行いましたが、
こちらの更新がなく申し訳ございません。)
拓植社作品でございます。
仮面ライダーシリーズの最新作「ウィザード」、
戦隊シリーズキョウリュウジャー」のコミカライズが入りました。
それからプリキュアをはじめ女児向けアニメ・ゲーム等の専門誌「Angel」、
プリキュア映画のフィルムコミック本も入っております。
小さな国・香港で、日本のニチアサコンテンツのコミカライズや
情報発信に命を燃やす、拓植社の情熱には
いつも感服するばかりでございます。
どうぞお楽しみ下さいませ!


さて、そういったわけで店主は8日〜11日、
香港へ出張に行ってまいりました。
正確には1/9の未明に飛行機で発ちましたもので、
現地でまる3日間のみという、タイトなスケジュールでございました。
正直こういったスケジュールはもう御勘弁でございます。
現地滞在が3日であろうと5日であろうと
回る場所の数は同じでございますし、
効率のよい回りかたを渡航前からひたすら考えて、
街を文字どおり「駆け足で」走り回り、
帰国しても休むまもなくまた働き始めるのは
そろそろ身体に堪えるのでございます。
それでも…こうしなければならない事情というものがございまして。
厳しいところでございます。
そんな中、なんとか時間を抽出して映画「葉問3」を見てまいりました。
ドニー・イェン、説明不要の当たり役映画でございます。
仕入の相手は休日朝にはどこも稼働していないということで、
「早場」=モーニングショーで見に行きました。
公開3週目ということもあり、
朝一番の映画館はほぼプライベートシアター状態でした。
他のお客さんみんなと盛り上がるのも楽しいのですがね。
このところのド兄さんは「特殊身份」「一個人的武林」など
なんでもありのフリーアクションバトル作が続き、
それはそれで楽しいのですが
「葉問」は「詠春拳だけ!」をひたすら見せるシリーズでございます。
それでこんなに人の目を釘付けにして離さない、
目に美しく、面白く、わくわくさせ血を踊らせ感服させる映画を作るなんて。
その技術と情熱両方に、深い感銘を覚えました。
香港の街角をよく注意して歩くと、
建物の壁に詠春拳道場の宣伝貼り紙が至るところに貼られています。
香港の土壌にしっかりと根付いた武術なんですね。
それを一級品のエンタメ映画に仕上げて、たくさんのお客さんを呼ぶ。
香港のアイデンティティを示したい、という強い思いも
伝わってくるような気が致します。
日本公開が待ち遠しいですね!